はぎ妻です

今日は、F.Sさまという男性の方のジュエリーリフォームをご紹介します

F.Sさまがお持ちになったのは、
お母様のご遺品である美しい翡翠のリングです

一般に翡翠と呼ばれている宝石に、
実は２つの石が存在することはあまり知られていないことでしょう。

硬玉（ジェダイド）と軟玉（ネフライト）

という見た目は区別がつかない宝石なのですが、
この二つは全く異なる鉱物なのだそうです。

軟玉（ネフライト）のほうが産出量も多いので
価格もお手頃ですから大抵は翡翠といっても軟玉（ネフライト）の方が多く見かけられます。

ですが、
F.Sさまがお持ちになったのは
硬玉（ジェダイド）
です。
一緒にお持ちくださった古い鑑別書にもきちんと記載されていました
とても高価な正真正銘の翡翠と言えるでしょう。

こちらをF.Sさまがいつも身につけられるような
メンズのリングにリフォームしてほしいというご依頼でした。

仕上がりはこちらです。

 

プラチナ製の枠はつや消しで仕上げてあるので、
シックで上品なイメージで、男性でも嫌みなくお付け頂けるリングですね

今回は既成の枠が合わなかったので職人の手作りでお作りいたしました。

中国で翡翠は、最も高級な宝石として扱われて来ただけではなく、
魔除けの石としても珍重されてきたそうです。

F.Sさまにとっては更に、
お母様のご加護もある最強の翡翠リングになったことでしょう

F.Sさま、この度はとても大切なお母様の翡翠の指輪のリフォームをご依頼くださり誠にありがとうございました。
仕上がりに時間が予想外にかかってしまって
ものすごく長い間お待たせしてしまいまして申し訳ございませんでした。
新しくなった翡翠のリング、ご愛用いただければ幸いです。

ご家族のご遺品の宝石をいつも身につけていたいんだけどデザインが…、
という方は新しいデザインにリフォームしましょう

ハギノパールアンドジェム　リフォームページ

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