先月、チャンピオン徳山と会いました。
その時の様子から、彼は引退したがってるな、と感じました。
でもジムの会長にしたら、徳山は金の成る木です。
徳山が試合するだけで、1千万単位の金が入ってきます。

今日記者会見で、亀田興毅か長谷川穂積と試合をすることを条件に現役を続ける、と発表しました。
彼にとって、ぎりぎりの妥協やったんやと思います。

でもこのマッチメイクは難しい。
まず亀田やけど、階級が合わない。
ボクシングは1階級違うと、パンチの重さが全然違います。
それに亀田は、これから稼がなければならない選手。
亀田側にリスクありすぎです。

長谷川は1階級上、体重的にはマッチするけどこれも難しい。
千里馬会長もジム開設して20年目に生んだチャンピオンやし、少なくとも4〜5戦させて稼ぎたいやろし〜
それを待ってたら、徳山のベルトはコミッショナーから剥奪されるしね〜

僕はチャンピオン徳山が大好きです。
以前書いたように、人間的にすごい良い男です。
過酷な現役生活に別れを告げたい、その気持ちはすごいわかる。

でも、ボクサー徳山も大好きなんです。
彼がアウトボックスして、亀田興毅を寄せ付けないところを見てみたい。

う〜ん、複雑!