はぎ妻です
今日は以前にも何度かご依頼いただいた広島のK.Mさまから
片方が0.5ctぐらいのダイヤモンドでピアスを作りたい
という新たなご依頼を賜りました。
片方が0.5ctですと、ペア(両方)で1ctのピアスになります
素晴らしくゴージャスですね
K18イエローゴールド製 4点留めスタッドピアス
0.562ct Hカラー Good I1
0.501ct ノングレード
です。
ピアスのダイヤって通常は2つのダイヤで1つのペアになりますよね?
ですから同じようなグレードで同じ大きさのダイヤを探さなければならないので結構大変なんです
K.Mさまは、当ブログをよくお読み頂いているので「ノングレードのダイヤでも良いからテリがよくて輝くもの」であればOKとのこと。
ご予算内で計算上はダイヤをペアでご用意できるんですが、
なかなかペア感のあるダイヤを探すのって難しいんですね
例えば、人間で言うと同じ歳で身長、体重もほぼ同じ、顔つきもそっくり
なんて、なかなかいませんよね?
まあ、人間の場合はお顔はメイクでいくらでも似ますが、ダイヤモンドはそういう訳にはいかないんです
特にご予算を押さえたいお客様の場合、当店ではノングレードのダイヤモンドをお勧めしております。
ノングレードのダイヤって言うのは、鑑定機関でグレーディングをする前のダイヤモンドのことで、鑑定料等が入っていないので比較的お安いのです。
ダイヤモンドは4Cで評価されますが、4Cでは評価できないダイヤモンドの美しさ、輝きっていうのがありまして、そういうものを直接ダイヤモンドの卸店で探してくるわけなんです。
今回の場合は最初にグレーディングされているダイヤの方がご予算やご条件に合っていたので、そちを基準にペアを探しました。
ノングレードの中でもよく光る良いダイヤがあったとしても大きさやカット、クラリティ等が違うことで並べて見るとペア感が無いものがほとんどなんです。
いくつもいくつも比べてみて、グレーディングされているダイヤよりもノングレードの0.501ctのダイヤがようやくペア感があるダイヤとして見つかったのです
ですが、0.562ctと0.501ctとではカラット数が異なりますよね?
これは、ダイヤモンドの直径で合わせているのです。
ダイヤモンドのカラット数は重量(重さ)の単位でして、
1ct = 0.2g
なので、大きさの単位ではありません。
カットの仕方によって表面の面積が大きかったり小さかったりするのです。
今回のケースではカラット数はかなり違いましたが、表面積が全く同じだったのでペアとしてお選びさせて頂きました。
お品をお送りさせていただくと、早速嬉しいメールを頂戴いたしました。
美しい輝きに言葉がありません。
ずっと眺めていたくなります。
針の位置もいい塩梅で、ちょうど耳たぶの端っこで、こぼれそうな感じの位置につけることができました。
このピアスに負けないように、顔や髪のお手入れを頑張ろうと思いました。
春の明るい服装にあわせて、ピアスを活躍させようと思います。
このたびも、素敵なものを作成していただいて、本当にありがとうございました。
当店では、ご婚約指輪のダイヤモンドもご用意させて頂いておりますが、普段使いのリングやペンダント、ピアス等のダイヤもお客様の「ご予算に合わせて」ご提供させていただいております。
HPのダイヤモンド価格表はエンゲージリング用のハイグレードのものですが、表には無いグレードや大きさ、またノングレードのダイヤモンドもお探ししてご提供させていただくことができます。
お見積もり、ご相談は無料です。
ハギノパールアンドジェム ダイヤモンド価格表