はぎ妻です
今日ご紹介するのは、T.Kさまがお持ちになられたいくつかのダイヤモンドとルビーのリフォームです
まず、初めにご紹介するのは、こちらの0.27ctのダイヤモンドリングです。
可愛らしいデザインですが、デザイン的になんとなく古い感じもしますし、
何よりカジュアルなファッションにはちょっと合わせにくそうです
* ビフォー *
こちらを、これまた最近人気急上昇中の太めキラキラアームにリフォームなさいました。
* アフター *
アームのメレダイヤは彫り留めですが、掘り留めにしてはメレダイヤが割と大きめなのでキラキラしております
メインのダイヤも高さが無くアームに埋もれて?いるようなフォルムなので
とても身につけやすいですし、カジュアルなお洋服にも合わせやすそうですね
次に、
こちらのメレダイヤとルビーの古いファッションリングです。
ダイヤは6ピーストータル0.26ct、
ルビーは6ピーストータル0.41ct、
ございます。
* ビフォー *
こちらのデザインもちょっと古いので身につけにくいそうなのですが、
記念のお品だそうで、全てのメレ石をリフォームなさりたいとのご希望でした。
メレ石のリフォームは、ご用意できる枠と0.1mmでも石の直径が合わなければ枠にセッティングできないため、
なかなかご希望に沿えなかったり、お受けできなかったりというケースが多いのです
1ピースが0.1ct以上あればメインになりうるので、いろいろなご希望に沿ったデザインが可能なのですが。。。。
メレ石のリフォームの場合「直径」が重要となります。
定規で測ってみて0.1mm以下であれば、まずリフォームできる枠はほとんどないとお考えください。
0.15mm以上であれば、エタニティリング等へのリフォームでサイズが合うものがある可能性は高くなってまいります。
さて、T.Kさまのメレ石の場合、ダイヤ直径2.2mm、ルビーが直径2.4mmでした!
それぞれのサイズに合う共爪のハーフエタニティリングにバッチリサイズが合いましたが、少し石の数が不足しておりましたので当店で追加させていただきました。
* アフター *
ダイヤの方は、
k18イエローゴールド製で5ピースメレダイヤを追加させていただきトータル0.469ctのハーフエタニティリングとなりました!
ルビーの方は3ピース追加させていただき、トータル0.78ctのハーフエタニティリングとなりました。
1つずつ単品で身につけてよし、
ダイヤとルビーのリングを2つ重ねてもよし、
その他のリングとそれぞれ重ねづけを楽しんでもよし!
のマルチな組み合わせのハーフエタニティリングとなりました。
そして最後に、
こちらの古いデザインのルビーペンダントネックレス。
* ビフォー *
なんとなく古い感じで、T.Kさまも身につけられないそうです。
どこが古いと感じるのか?
プチレクチャーさせていただきますと、
まず第一にチェーンです。
写真ではあまり写っていませんが、スクリューのチェーンが今では流行が過ぎ去っていますし、
ペンダントトップよりもチェーンの個性の方が主張していてペンダントネックレスとしてのバランスが悪いのです。
そして、一番の元凶は三角のバチカン(金具)です。
チェーンを自分で取り替えられるのは便利かもしれませんが、
デザイン的には今はもうあまり無いです。
やはり大き過ぎてトップのルビーを邪魔しているように見えませんか?
今はバチカンがあっても目立たないものが主流です。
そしてチェーンも脇役に徹してくれる?アズキチェーン等がおすすめです。
というわけで、
チェーンをアズキに変えて、
三角のバチカンを切り離した簡単なリメイクをさせていただきました。
* アフター *
すっきりしましたね!
トップのルビーも小振りなので、ちょっとしたことで今風のペンダントネックレスに生まれ変わりますね。
T.Kさま、この度は大切なジュエリーを当店でリフォームして下さいまして誠にありがとうございます。
最近K18イエローゴールド製の人気が高まっています。
20〜30年前のバブルの時のK18と違い、今の日本製のK18イエローゴールド製は薄い金色で、シャンパンゴールドとも言われております。
同じK18イエローゴールド製でも、国や時代によっての好みに合わせて色みが若干異なるのです。
「金色のジュエリーは派手だから苦手」とおっしゃる方もいらっしゃいますが、今の日本製のK18は色みが押さえられているので派手というよりかわいらしさ、カジュアルさが引き立ちます。
また東洋人の肌はどんなに色白の方でも黄色い色素があるためにゴールドのジュエリーは肌馴染みが良くてナチュラルな印象になります。
ジュエリーリフォームのご相談、お見積もりは無料です。