はぎ妻です
今日ご紹介するのは、Y.Fさまよりご依頼頂きましたサファイアリングのリフォームです
お持ち頂いたのは、
お母様より譲り受けられたという1.64ct(7.5mm×6.5mm)の古いサファイアリングです。
サファイアはY.Fさまの誕生石だそうで、
こちらを是非カジュアルに身につけやすいデザインへリフォームされたいとのご相談でした。
* ビフォー *
昔の色石リングってこういう風なテーパーダイヤモンドなどのゴージャスすぎるデザインなので
このままではカジュアルなシーンでは身につけられませんね
こちらをK18イエローゴールド製で、アーム両サイドにミル打ちが施されたアンティーク風のリングへリフォームなさいました。
* アフター *
こちらのリングのアームは若干太めですが、
アームのメレダイヤとミルが金属の冷たさと重たさを打ち消して
優しい
印象のリングとなっております
Y.Fさま、この度は大切なサファイアを当店でリフォームして下さいまして誠にありがとうございました。
リフォームなさる際のお客様から「シンプルでメレダイヤも何の装飾も無いリングがいい」というご希望を伺う事があります。
大振りの色石等ではそういうリングデザインでもカジュアルな感じがして身につけやすいこともあるのですが、
特にダイヤモンドでは1粒ダイヤモンドリング等のリングデザインはフォーマルな「THEエンゲージリング」という印象になってしまいます。
アーム部分等にメレダイヤがセッティングされていたり、ミル打ちが施されていたりするとぐっとカジュアルで優しい印象のリングになりますね。アーム部分に何も無いと金属部分が冷たく光ってどこかフォーマルな感じになるのです。
ミル打ちには金属部分がマットな印象になる効果があるのです。
そして、メレダイヤの輝き方は軽くてさわやかで、金属の輝き方は重くて冷たい印象になるためではないでしょうか。
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