最近サボリ気味なんですが、私、○○学○大学ボクシング部コーチなんです。
今だ強いです(汚い手を一杯使うから)
そんな僕の一番好きなボクサーは、モハメド・アリです。
アリ伝説は映画になったり本になったりでご存じの方も多いでしょう。
だから僕は、アリのボクシング技術について書いてみたいと思います。
ボクシングの基本からいうと、アリのスタイルは決して褒められたものではありません。
足が突っ立って、所謂手打ちにしか見えません。
でもスタンスを狭く保つことで、身体を独楽のように回転させ、
その回転に自分の全体重を乗せることで、強烈な右ストレートを放っていたんですねえ。
「蝶のように舞い、蜂のようにさす。」
という有名なアリの言葉ですが、蜂のようにさす、んでは無く
その右はバズーガ砲のような、相手を吹っ飛ばす威力があった筈です。
リーチが長い、という特性を生かし切ったアリの打ち方です。
フックやアッパーは、身体の回転をそのまま拳に伝えるから
見ていて如何にも威力ありげに見えるけど、
ストレートは真っ直ぐに延びるから、さほど威力があるようには見えません。
でもね、打たれる方にすると、真正面から来るパンチは一番見えづらいし、
正面からアゴを打ち抜かれるのが、一番脳震盪を起こしやすいんです。
一見美しく見えるアリのパンチは、実はえげつない威力を秘めてるんですよ。
伝説に彩られ、文化人、偉人として語られるアリですが、
一ボクサーとしての彼の凄みを、僕は語りたかったんですねえ
あの重いパンチには、子供心にも胸でした。
猪木との対戦は『猪木、寝てばっかりで汚い・・・』と、思いましたね〜。
(おっと〜、年がバレバレ)
アトランタオリンピックでの姿を見たときは、ショックを受けましたが、闘病生活がんばって欲しいです。
お嬢さんもボクシングしてませんでしたっけ?
やこさん、こんばんわ〜
いやあ、こんな記事にやこさんがコメントして下さるとは・・・
びっくり
アリの娘さんは蜂、違て女子チャンピオンですよお
猪木との一戦は、異種格闘技の、お互い背負うものが大きすぎたんでしょう。
日頃思うんですけど、ボクシングって喧嘩の手段としてはそんなに強くはないですよ。
キックの方が足使う分強いし、それに寝技までするPRIDEがやっぱり一番強いんちゃうかなあ?
でもボクシングには、他の格闘技に無い哀愁というか、物語というか、があって
それがたまらんのです。
哀愁に物語。いいですなぁ……。
猪木VSアリに関しては、ルールがアレなんで、
あのような闘い方しかできなかったんでしょう。
アリは最初、マジ(ガチンコ)でやるとは思ってなかったらしいし。
あ、はぎちゃん、昨日はありがとうございました!
いつもいつもすみません。はぎ妻さんにもよろしく!
ボクササイズやってた時に、なぜか「空手経験者?」と聞かれるようなパンチしてた私です。
ところで、アリの映画って、猪木戦が無視されてましたよね。
(なんで私が知ってるか、というと、
数年前にウッチャンナンチャンのスポーツ番組で、
一時間ずっと、猪木アリ戦を特集してて、猪木信者のダンナが正座してみてたのを、強烈に覚えてるんです。
言い訳しとこっと。)
写真は自伝のようですが、その話はあるんですか?
大ちゃん、まいど〜
こちらこそ、一昨日はありがとうございました
アリVS猪木戦は、すごい緊張感漂う試合でした。
「世紀の凡戦」なんて言われてるけど、お互いの業界を背負った者同士の
真剣勝負でした。
アリにせよ猪木にせよ、肉体的、技術的に最高のボクサー、レスラーでは無いんですね。
もっと強いボクサーやレスラーはいっぱいいるけど、
お互いにそれ以上の何かを持っているところが、共通してるんでしょうね。
ORYUさん、まいど〜
僕もこの自伝は読んでないので知らないんですけど、
アリにとっての猪木戦は、あまり触れたくない出来事なのかも知れません。
あの一戦では明らかにアリのほうがダメージ大きかったし、
アリのほうがより恐怖を感じてたと思うんです。
ところでORYUさん、もうボクササイズは辞めはったんですか?
空手みたいな打ち方?
これはもう、肘の位置が悪いんですなあ。
肘はいつも身体の前に無ければなりません。
そこから身体の回転でもってパンチを打つ、ちゅーのが基本です。
今度お会いしたら、教えますわあ