はぎ妻です
今日ご紹介するのは、岡山からご来店頂きましたHさまご夫妻のジュエリーリフォームです
お持ちになられたのは、こちらの古いダイヤの一文字リングです。
5ピースでトータル0.35ctございます。
爪が大きくて台座の高さも高いので使いにくいそうです
* ビフォー *
こちらを奥様のご婚約指輪と重ねづけできるようにリフォームしてほしいとのご相談でした。
ただ、ご婚約指輪が曲線フォルムなのでそちらと重ねづけするには、
やはりカーブのあるフォルムじゃないとしっくりいきません。
v字等もリフォームできるデザインがあったのですが、
ちょっと角が激し過ぎる感じです。
最近の流行はカーブと言っても
極緩やかなカーブ
なのです。
そして、今回実は初めてのこちらのハーフエタニティリングにリフォームさせていただきました
* アフター *
え?これってよくブログで紹介されているデザインでは?
と一瞬思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、
同じように丸い金属の部分が共有爪で5ピースのストレートフォルムのリングは何度もお作りした事がありますが、
こちらは緩やかなカーブがある初めてのデザインなんです
真正面から見ると、
極緩やかなカーブですが、
奥様のご婚約指輪と重ねづけされたらぴったり重なりステキでした
Hさまご夫妻、この度は大切なダイヤモンドを当店でリフォームして下さいまして誠にありがとうございます。
かつては立爪ダイヤモンドリングだけではなく、一文字リングなどもほぼ全てのリングに台座の高さがありました。
宝石を大きく見せるために台座を高くデザインしたのだと思いますが、そのせいで宝石部分が重たくなってしまい指輪が回ってしまったり、またお洋服に引っ掛けてしまったりと、お姫様のようにじっとしていなければどうにもならないようなリングばかりでした。
そしてその時代にリングをご購入なさった方々の多くはリングを身につけなくなってしまったのです。
「指輪なんて邪魔だから、持っているけど私は身につける習慣がないのです」
…と。
そりゃそうです。あんなに出っ張っているリングはたとえフォーマルなお席に身につけて行ったとしても身につけにくいのは変わりありませんから。
ですが、今のリングデザインは20〜30年前と全く違うんですよ。台座の高さがないばかりか、とってもおしゃれでカジュアルなシーンでもフォーマルなシーンでも身につけやすいものばかりです。
台座が高い古いリングをもしお持ちでしたら、是非身につけやすいおしゃれなリングデザインにリフォームして身につけてくださいね。
ジュエリーリフォームのご相談、お見積もりは無料です。