はぎ妻です

今日はK.Sさまよりお持ち頂いた古いダイヤモンドリングのリフォームをご紹介いたします


お持ちになられたのは、0.268ctダイヤモンドリングです


* ビフォー *





ダイヤより爪や枠の方が目立ってますね
昔はみんなこんなだったので、せっかくダイヤモンドリングをお持ちでも身につけられなかったんですよね


こちらをK18イエローゴールド製で4点留めのエタニティ風リングへリフォームいたしました


* アフター *





メレダイヤは共爪でセッティングされてますので、アームがキラキラしてます










華奢でカジュアルな印象ですが、キラキラして高級感のある素敵なリングへ生まれ変わりました。

K.Sさま、この度は大切なダイヤモンドを当店でリフォームしてくださいまして誠にありがとうございます。

20〜30年間のダイヤモンドリングのデザインは「いかにダイヤが大きく見えるか?」ということに重きを置いていたようです。
昔のダイヤモンドリングの台座はダイヤの厚みの倍以上の高さがあったので指からダイヤが飛び出しているようなフォルムでした。台座を高くするとその分ダイヤモンドが大きく見える効果があるのです。また、ダイヤをセッティングする爪も立爪(三角爪)でダイヤよりも目立つぐらいの太く大きな爪でダイヤモンドを強調して大きく見せようとしていたのです。
その結果、ダイヤモンドリングを身につけていると邪魔になるというので、だんだんと身につけなくなる方が増えてきたのです。
あの時代の呪縛からまだ多くの日本女性は解けていないようで(笑)、「指輪は邪魔だ」「指輪は不便だ」「ダイヤモンドはパーティのときにしか身につけられない」等と思っておられる方々も、私の推測では「あの頃のダイヤモンドリングデザインの呪縛」に縛られたままなのだと思います。
今のデザインは昔のデザインとはまるで違ってお洒落で身につけやすく変わっています。どうぞ早く呪縛から解き放たれてご自分のジュエリーを楽しんでくださいね。


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