はぎ妻です

今日はI.Aさまよりご依頼頂きました大粒のファイアーオパールリングのリフォームをご紹介いたします。


お持ちになられたのは、プラチナ製のリング枠にセッティングされた6.65ct(160mm × 100mm)のファイアーオパールリングです
普通、オパールって表面が丸く、つるっとしているカボッションカットになっていることがほとんどですが、
こちらのオパールはカットが入っているんです!
大変珍しいですよね。

* ビフォー *




こちらのファイアーオパールを横置きにしたシンプルなリングへリフォームなさりたいとのご相談でした。

ファイアーオパールに限らず、オパール全般に言える事なのですけど、
オパールっていろんな色が光の加減によって出るのです。
このことを遊色って言うんですが、
オパールのこの遊色が良い感じに出るのはゴールド製の枠なんじゃないかなと思います。
I.Aさまにもk18イエローゴールド製の枠をおすすめいたしまして、
4点留めのイタリアンジュエリー風のシンプルゴージャスなリングに生まれ変わりました

* アフター *




特別大きな4つの爪は逆にこちらのリングデザインのポイントになっています。








こちらのファイアーオパール、石の厚み(高さ)自体が結構ございますので
その分、ぐっと上に突き出しておりますが、それでゴージャス感が増して見えるんです。
お洒落なハイジュエリーって印象ですね

 




身につけるとまた見栄えが増すんですよねー

I.Aさま、この度は大切なオパールを当店でリフォームしてくださいまして誠にありがとうございます。

20〜30年前の日本では「高級なジュエリーはプラチナ製の枠で」っていうのがお決まりでしたが、今は決してそうではありません。
世界的に見ても主にプラチナをジュエリーに使用する国は日本を中心とするアジア諸国ぐらいで、イタリア等のジュエリー先進国では以前から何百万円もするようなハイジュエリーでもK18製(イエローゴールドORホワイトゴールド)だったりするのです。
他国の事は気にしないとしても、お手持ちのジュエリーをリフォームなさる際には「カジュアルなお出かけのときにも身につけやすい」デザインや金属をチョイスなさることをお勧めいたします。
固定観念にとらわれすぎず、プラチナでもゴールドでも宝石が引き立ち、貴女自身がカジュアルに身につけられそうな枠を是非お選びください。


ジュエリーリフォームのご相談、お見積もりは無料です。