江戸時代、富商の子供は小判で遊んでいたという。
これは何も富を誇るためじゃなく、将来にせものの小判を掴まされないための訓練だったそうな。

僕は、この話、すごくわかる。
以前務めていた会社は、産業廃棄物から貴金属を再生するのが本業の会社で、僕自身ジュエリー売りながら、金やプラチナも集めていた。
毎日毎日、金を集めていると、手に持って何グラムあるか、金の含有量はどれくらいか、ほぼ正確にわかった。

江戸時代、小判に使われる金の含有量は時代とともに減少していったんだけど、商人にとって小判を見分ける目は必須やったにちがいない。

ちなみに18金は18Kと表すが、これはKARATの頭文字で、24Kが純金。
18/24だから75%金を含む、という意味です。

ダイヤの重さの単位カラットは、CARATというスペルで金とは何の関係もない。

で、18Kのネックレスをまるちゃんのおもちゃにして、将来は立派なはぎちゃんの跡取りに育てるべく奮闘しているのです。