アコヤ真珠は、日本が世界に誇れる唯一の宝石です。

春、夏、秋、冬、それぞれの季節の海水温の違いと、滋養豊かな海がアコヤ真珠を育むからなんですねえ

夏に大きく巻いた真珠層が、水温15度以下になると化粧巻(きれいな言葉やあ)を起こし、
真珠層が引き締められて、シャボン玉みたいな干渉色をもたらすんです。

さてそのアコヤ真珠、最近ジュエリーショップの店頭で
花珠鑑別書付き、とゆーのをご覧になったことありません?

先ず「花珠」についてなんですが、「花珠」は某鑑別会社の造語です。

昔から「ハナダマ」はありました。
真珠の養殖業者が貝の中から何千個と真珠を取り出しますよね。
その中で一番良いものを、「ハナダマ」とゆーとったんです。
先頭の珠、という意味ですね。

ま、普通に考えたらそんな珠だけを集めてネックレスを組む、なんて不可能ですわなあ、
大きさも色も揃えんとアカンねんから。

次に鑑別機関なんですが、ほぼ100%株式会社です。
すなわち鑑別書を発行する手数料が売り上げなんです。

そやから「花珠」の定義も各社各様、これのどこが「ハナダマ」やねん!と思われるものが多く見受けられます。

更に言ってしまうなら、鑑別機関だけの問題じゃなく、販売側でもっと悪質なことが行われている可能性もあります。

すなわち、ちょっとコマシな真珠で「花珠鑑別」を取って
粗悪な商品にその鑑別書を付けて売る、とゆー手口です。

ダイヤモンドなら鑑定書の写真と実物を比べ、それがこのものかどうか、分かります。
でも真珠の場合、写真では絶対わかりません。

これはすごい嫌な想像で、必ずそうである、あるいはそういうのを見た、というのではありません。
でも、「花珠鑑別」を付けた粗悪品が出回っているのも事実です。

そしたら、真珠のネックレスを選ぶの、どうしたら良いか?
と言いますと

①値段の違う真珠をずら〜っと並べて、その中で綺麗!と思うものを選ぶ。
②自然光の中で選ぶ。自然光の無い店は、白色灯の元で選ぶ。
③真珠専門店(○キモト、○ギノパールアンドジェム等)で買う。

くらいですかねえ。

「花珠鑑別書」付いてる商品は、付いてないのに比べて、やっぱ良い物が多いのも事実です。

でも付いてるから良い商品、あるいは付いてなかったら価値の落ちる商品、
とは思わないでくださいね。

6月1日より14日まで、神戸の日本真珠会館にて「NEO PEARL KOBE」主催の「ジャパニーズ アコヤ展」が開催されます。

その時には「花珠鑑別書」は一切付けずに販売することが決まっています。
そんなん付いてないけど、本当に綺麗な珠が並びますんで、是非おこしくださいねえ