はぎ妻です
今日ご紹介するのは、A.Mさまの古い立爪のご婚約指輪のリフォームです
こちらがA.Mさまがお持ちになった0.34ctの立爪のダイヤモンドリングです。
最近、普通の爪留めで石を留めていることを「立爪」と間違っておっしゃる方がいらっしゃいますが、
ジュエリーで言うところの「立爪」は写真のように大きな爪で留めているこういう爪のことを言いますので、間違えて覚えていたらどうぞこちらの写真をじっくりご覧くださいね。
★ ビフォー ★
立爪のリングは横から見るとダイヤを上へ持ち上げているような感じでかなり出っ張っていますし、
爪も尖っているので本当に身につけにくいんですね
A.Mさまも最近ではほとんど身につけられなかったようです。
こちらを職人手打ちのミル打ちが可憐なアンティーク風のデザインにリフォームいたしました!
指輪を指に身につけた状態で見える表の部分はほとんどダイヤや腕部分のメレダイヤ、そしてミル打ちなので、全体の印象がとても柔らかく見えるのです
金属のキラッとした部分って、ちょっと冷たい印象になりがちなのですが、ほんの僅かな金属スペースにミル打ちしてあるだけで、その冷たさが無くなって優しい印象になるんですね
A.Mさま、この度は大切なダイヤモンドを当店でリフォームしてくださり誠にありがとうございます!
これからはどんどん普段使いしてくださいね
せっかく綺麗なダイヤモンドの指輪を持っていても、
パーティのときしか身につけられないようなデザインだったら。それこそ「宝の持ち腐れ!」というものですよ。
大体一般的な日本人ってフォーマルなパーティなんて一生のうち数回しかありませんし。
ダイヤモンドはこの地上で一番硬い鉱物ですからいくら普段に長い時間身につけたからといっても傷ついたり古くなったりする事は絶対にありません。
是非普段お友達とのランチやショッピング等のカジュアルなシーンで気軽に身につけられるようなデザインにリフォームして毎日でも身につけてみましょう!