はぎ妻です
今日ご紹介するのは、福岡のF様よりわざわざお送り頂きました2ctダイヤモンドリングのリフォーム等です。
今回、F様より2ctのダイヤモンドと1ct、そして0.26ctと3点のダイヤモンドのご依頼をしていただきました
お送り頂いたダイヤモンドはF様のお義母様の大切なご遺品だとのこと。
まずご紹介するのは、やはり超大粒2.02ctのダイヤモンドからにいたしましょう。
★ ビフォー ★
2ctUPもございますから、本当に大きいダイヤモンドですね。
ただ、大粒のせいで立爪の指輪枠がもっと目立ってしまい、このままじゃせっかくのダイヤモンドもまだお若いF様には身につけられそうもありませんね
枠メーカーで注文できる指輪枠も1.5ct以上にもなるとあまりデザインの種類がありません
そりゃそうですよね。
1ct位のダイヤモンドをお持ちの方でしたら時々いらっしゃるのですが、
それ以上の大きさのダイヤモンドってなかなか存在しないというか、出回っていないですからね
ですが、超大粒のダイヤでもお勧めのエタニティリング風のデザインは
メレダイヤが若干大きいバージョンですが、ございますのでこちらにリフォームなさいました
★ アフター ★
これほど大粒のダイヤモンドって、何も無い1粒ダイヤモンドリングでも良いような気がするかもしれませんが、
やはりこんな風に流行を取り入れたリングデザインになさった方が身につけられるシーンが多くなりそうですね。
2ctでも普段使いできるって、めちゃくちゃカッコ良くないですか!?
こちらはご一緒にお送り頂いた1.04ctのダイヤモンドペンダントです。
★ ビフォー ★
ちょっとダイヤの色味が黄色いですが、カット、クラリティ等は良いのです。
通常、ペンダントに使用するダイヤモンドってグレードが低めのものを使用することが多いのですが、こちらのダイヤモンドはグレードも良くて充分指輪にリフォームできるだけの品質がございます。
先に2ctのダイヤモンドをご紹介させて頂いたので1ctが普通に思えてくるのが自分でもちょっと変ですが(笑)、1ctのダイヤモンドペンダントって実はペンダントとしてはものすごく大きいんですよ。
F様のお義母様は本当に良いジュエリーをお持ちでいらしたのですね。
さて、こちらはF様のご希望でk18イエローゴールド製で華奢なエタニティリング風にリフォームなさいました
★ アフター ★
k18イエローゴールド製にするとダイヤモンドの黄色味を帯びたお色が全く目立たなくなりましたね。
こちらの0.26ctのダイヤモンドプチペンダントです。
★ ビフォー ★
こちらはちょっと大きく見える覆輪留めのプチペンダントへリフォームなさいました
★ アフター ★
F様に早速お送りさしあげたところ、大変気に入って頂きお喜び頂けました
F様はいずれはご自分がお義母様より受け継いだようにご自分のお子様へと大切に引き継いでいかれたいとのことでした
きっと天国のお義母様にもお喜びいただけていることでしょう。
ヨーロッパでは世代を超えて引き継がれていくジュエリーのことを「ファミリージュエリー」と呼び、その家系で何百年と大切に受け継がれているジュエリーもあるようです。
日本では本格的なジュエリーを身につけるようになったのは明治維新以降ですし、一般人がジュエリーを日常的に身につけられるようになったのは戦後からでしょう。
言ってみれば日本は「ジュエリー後進国」なのです。
ですが、これから貴女が受け継ぐジュエリーや、貴女がお持ちのジュエリーはこれから先、貴女の家系で大切に受け継がれる「ファミリージュエリー」となるかもしれません。いいえ、是非そうなさってください。
特にダイヤモンドはこの地上で一番硬い鉱物ですから何百年経っても経年劣化することはありませんのでファミリージュエリーとしては最適です。
ですが指輪枠等のデザインは時代によって変化します。是非、前の世代からジュエリーを受け継がれたら貴女の身につけやすいデザインへリフォームして是非たくさん身につけてくださいね。
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