はぎ妻です
今日ご紹介するのは、K.Aさまがお持ちになられたダイヤモンドリング2点のリフォームです。
K.Aさまはご家族から受け継がれた古い2点のダイヤモンドリングを
どうにかかわいらしく身につけやすいデザインのリングにリフォームなさりたいとのご希望でした。
まず初めにご紹介するのは、立爪の0.23ctのダイヤモンドリングです
* ビフォー *
こちらを華奢なのにメインダイヤが大きく見える、人気のメレダイヤ取巻きのリングにリフォームなさいました。
* アフター *
いつもそうなんですが写真ではダイヤのキラキラ感まで写りませんし、
また超アップで撮影しているため逆に爪やほんのわずかな隙間までもが鮮明に写ってしまいます
実際にはこちらのリングはダイヤのキラキラで爪等もはっきり見えませんし、
写真では少し気になるメインダイヤとメレダイヤの間のわずかな隙間も1mmも無いぐらいですので全く気にならないんです。
そして華奢なフォルムなのにキラキラした高級感のある洗練されたデザインの質感は実際の方が本当に素敵なんです。
デザインはそれぞれのお好みによりますけどね
もう1点はこちらの2段のダイヤモンドV字リングです。
上はエメラルドカットのメレダイヤ、下の段はラウンドブリリアントカットのメレダイヤとなっております。
* ビフォー *
何回かこちらのブログでも申し上げたかもしれませんが、
エメラルドカット等のファンシーカットのメレダイヤは、メーカーの方の枠で合うものが全くと言っていいほど無いんです
比較的大きなカットでメインダイヤになるようなものでもファンシーカットのダイヤモンドリフォームはデザインが限られてしまうんですが、メレダイヤとなるとファンシーカットではほぼ絶望的にサイズが合いません。。。
というわけで、エメラルドカットのダイヤは下取りさせていただき、
下段のメレダイヤ9ピースのみをリフォームさせていただくことになりました。
ラウンドブリリアントカットでもメレダイヤの場合、0.1mmでも枠と直径が合わなければセミオーダーメイドのジュエリーリフォームはできないのですが、
こちらのメレダイヤは1ピースの直径が1.7mmでしたので、ちょうど合うハーフエタニティリングの枠がございました
メレダイヤ6ピースを当店で追加させていただき、
共爪のハーフエタニティリングにリフォームさせていただきました
* アフター *
ご家族から譲り受けられた2つの古いダイヤモンドリングが、お若いK.Aさまの手にぴったりの素敵なリングに生まれ変わりました。
K.Aさま、この度は大切なダイヤモンドを当店でリフォームしてくださいまして誠にありがとうございます。
ジュエリーリフォームのデザインをお決めになられるときには、まずお客様のお好みのデザインをお選びいただいております。
ただし、ジュエリーのデザインにも流行がございます。10年、20年単位で流行がゆっくり移り変わってまいります。
「流行のデザインなんて気にしない、自分はこういうデザインが良い!」とお好みがわりとはっきりされている方もよくおられますが、お好みのラインの中でも流行ってあるんです。
たとえば、アーム幅が太いフォルムのリングでも、最近は細いアームが数段重ねづけ風になっているリングだったり、メレダイヤがアームにセッティングされていたり、あるいは華奢なリング2〜3本を重ねづけになさってボリュームを持たせたり、という風に太くても厚みがなく軽やかなフォルムになっている傾向がございます。
流行を気になさらないもの一つの選択ですが、大まかな流行を取り入れることによって、より長く愛着をもってジュエリーを身につけていただけるのではないかと思います。
ジュエリーリフォームのご相談、お見積もりは無料です。