はぎ妻です
今日ご紹介するのは、T.Kさまよりお持ち頂いたダイヤモンドリングとエメラルドリングのリフォームです。
最初にご紹介するのは古いデザインの0.79ct(5mm×6mm)エメラルドリングです
* ビフォー *
昔の色石リングによくあったテーパーダイヤで取巻いたゴージャスな印象のリングです。
横から見ると台座の高さもあって、イブニングドレスだったら似合いそうですが、
普段使いはしにくそうですね
そこで、エメラルドリングを横置きにしたカジュアルな印象のK18イエローゴールド製のエタニティ風リングにリフォームいたしました。
* アフター *
実はこちらのリングデザインは初めてお作りする物なのです。
オーバルの宝石では横置きのエタニティ風リングはよくお作りさせて頂くのですが、
スクエアの宝石ではこちらのデザインは初めてなんです。
こちらのリング枠、メレダイヤは落ち着いた彫留めとなっております
アーム幅は2mmと華奢めですが、
アームの厚みはしっかりありますので高級感も感じさせててくれるリングですね
つぎに、
こちらの0.57ctのダイヤモンドリングです。
* ビフォー *
いわゆる立爪リングですので、ダイヤよりも爪の方が目立ってしまいますし、
ご存知のように(お若い方はいざ知らず)台座の高さもものすごくあるので大変身につけにくいそうなのです
こちらもカジュアルに身につけたいとのことですので、
同じくK18イエローゴールド製で、ミル打ちアンティーク風リングへリフォームいたしました
* アフター *
アーム両サイドにミル打ちが施されていますのでアンティーク風でとても女性らしい優しいかわいい印象です。
メレダイヤも大きさがグラデーションになっていて彫留めされていますので
全体的に落ち着いた華やかさを醸し出しておりますね。
こちらのリングは年齢関係なく根強い人気のデザインですよ
アームもダイヤモンドに向かって反り上がっているから、
段差もなくて引っかかりも少なくてすみますね。
T.Kさま、この度は大切なジュエリーを当店でリフォームして下さいまして誠にありがとうございます。
昔のエメラルドやサファイア、ルビー等の色石リングは石自体も大きい物が多いですが、石をさらに大きく見せようとして台座に高さがあるものが多いです。またテーパー等の取巻きも今では派手すぎる印象のためカジュアルなお出かけにも身につけられず、せっかくのジュエリーが何十年も宝石箱の中で眠り姫になってしまっていませんか?
確かに今、エメラルド等の色石はダイヤに比べてそんなに身につけていらっしゃる方は多くありませんが、指輪枠のデザインさえ変えてしまえば洗練されたカジュアルジュエリーとして生まれ変わります。
ジュエリーリフォームのご相談、お見積もりは無料です。