はぎ妻です
今日ご紹介するのは、Nさま姉妹よりお持ち頂いたおばあさまのご遺品のジュエリーリフォームです。
ジュエリーがお好きだったNさま姉妹のおばあさまがお残しになられた古いダイヤモンド製品を数点お持ち頂き、
こちらをリフォームなさりお二人で身につけられるようになさりたいとのご相談です。
数点ございまして、
まずは一番大粒の1.01ctのダイヤモンドリングからご紹介いたします
* ビフォー *
こちらを、K18プレミアムホワイトゴールド製で
今人気のメレダイヤ取巻きリングへリフォームいたしました。
* アフター *
メレダイヤが大きく2ctぐらいに見えますが、
華奢なアームと極小さなメレダイヤを連ねてあるのですっきりと洗練されたフォルムのリングとなりました
次に、
その次に大粒の0.87ctダイヤモンドリングです。
* ビフォー *
こちらはK18イエローゴールド製で、
4点留めの華奢なエタニティ風リングへリフォームいたしました
* アフター *
先ほどのメレダイヤ取巻きリングとまるで雰囲気が違いますが、
とってもキラキラしていて可愛らしく身につけやすくなりましたね。
さて3番目は、
10ピースでトータル0.71ctのフラワーモチーフのリングです。
* ビフォー *
こういうメレダイヤのリフォームっていつも申し上げるように少し難しい場合が多いのです
メレダイヤの直径が合う枠があればハーフエタニティリング等にリフォームできるのですけど、
0.1mmでも枠とダイヤの直径が合わなければ枠にセッティングできないのです。
こちらのダイヤはそれぞれ微妙に大きさ(直径)がちがっていたのですが、
4点留めの枠でしたら少し大きさに差があっても融通が利くので、
こちらのダイヤ8ピースだけを使用し、またサイズの合うダイヤ1ピースをこちらで追加させていただきまして、
ちょうど良い感じの素敵な4点留めのハーフエタニティリングに生まれ変わりました。
* アフター *
こちらのエタニティリング、
昨日こちらのブログでご紹介させて頂いた新しいデザインの物です
リフォームでこちらの枠を使用するのは今回が初めてです。
最後に、
こちらの0.29ctのダイヤモンドリングです。
* ビフォー *
こちらもリングにリフォームなさった方が本当は良いのですが、
大粒のダイヤモンドリング2点もリフォームなさったので、
メレダイヤ取巻きの人気デザインのペンダントへリフォームなさいました
* アフター *
N姉妹さま、この度は大切なダイヤモンドを当店でリフォームして下さいまして誠にありがとうございます。
大切なご家族のご遺品は全てがいとおしく大切なものです。
ご遺品の中でもジュエリーは女性である故人の想いが込められております。
ジュエリーのご遺品の点数が多い方は、ジュエリーをこよなく愛された証です。
大切な物であるけれど、残念ながら天国へは持って行く事ができないから、この世で愛するご家族の方に身につけて頂きたいと天国からちょっと心配そうに見守っておられるかもしれません。
立爪等のデザインが古いジュエリーのご遺品にお若いご遺族の方は若干引き気味のケースもあるようですね。
そんな場合でもそのままで思い出としてしまっておくのは天国のご家族の方が残念に思われる事でしょう。
大切なのはデザインではなく宝石です。
是非新しい身につけやすいデザインにリフォームなさって、残して頂いたジュエリーを身につけましょう。
ジュエリーリフォームのご相談、お見積もりは無料です。