はぎ妻です
今日は、以前にも何度か当店でジュエリーリフォームしてくださっておられます千葉県のT.Aさまのジュエリーリフォームをご紹介いたします。
T.Aさまのお母様は本当に残念な事に天国へ行かれてしまわれたそうです。
大切なお母様のご遺品が数点ございまして、そちらをご自分が身につけられるようにリフォームなさりたいとのご相談でした。
最初にご紹介するのは、
0,70ctのマーキスカットのブルーダイヤモンドです
こちらをプラチナ製でシンプルなスルーペンダントネックレスへリフォームいたしました
スクエアカットのエメラルドが連なっているゴージャスリングです。
こちら新しい枠へリフォームするのもサイズ等の関係で難しいですので、
アーム部分を切り取って小さなバチカンをつけたペンダントへ改作させて頂きました。
お母様のK18製フレームの眼鏡に付いているサファイア2ピースです。
眼鏡フレーム両側に0.2ctUP(4mm×3mm)1ピースずつセッティングされているのです。
おしゃれな眼鏡
お母様とってもおしゃれな方だったのでしょうね。
こちらをk18イエローゴールド製のシンプルなスタッドピアスへリフォームいたしました。
1.5ctUP(8mm×6mm)大粒のアクアマリンイヤリングです。
こちらをPt900製のシンプルなスタッドピアスへリフォームいたしました
あまりの美しさに、時がたつのも忘れしばし見入ってました。
エメラルドのペンダントは、銀座の高級ジュエリーショップで見かける品のようです。
ブルーダイヤはトリートメント処理のものながら、胸元でキラキラ北極の氷のように輝き美しいです。
アクアマリンのピアスは大粒ですが、嫌みなく清楚な雰囲気です。
サファイアのピアスも、イエローゴールドにしたことにより、小粒ながら存在感とカジュアル感もある素敵なものになりました。
今回はお母様のご遺品のリフォームですから、仕上がりをお気に召していただけたのももちろんですが、
ご自身で身につけられるような形になったことでお品への思い入れというか、お母様への想いというか、
そういういろいろなお気持ちが入り交じったようなご感想だったように思えました。
お母様の宝石を身につけられることによって、きっとお母様がいつでもそばにいてくださるようなお気持ちになって頂けると思います。
ご家族のご遺品はどんなものでもとても大切なお品です。大切だから、ご遺品だからと言って箱の中にしまっておかれるのはあまりいいことではないような気がします。
特に宝石は身につけていた方の思念が一番こもる物質だと言われております。大切なご家族の方をいつでも感じたいと思われるのでしたら是非ご自身で身につけられる事をおすすめいたします。デザインが古い物がほとんどだと思いますので、是非身につけやすいデザインへリフォームなさってください。
故人が気に入っていた宝石を大切なご家族の方が受け継がれたら、きっと天国にいらっしゃるご家族の方も喜んでくださるに違いありません。
ジュエリーリフォームのご相談、お見積もりは無料です。