はぎ妻です
今日ご紹介するのは、同じ兵庫県内ですが神戸からは少し離れている場所からわざわざご来店頂きましたK.Hさまの古いご婚約指輪のダイヤモンドリフォームです。
K.Hさまがお持ちになられたのはこちらの0.573ctの立爪の指輪です。
★ ビフォー ★
ご覧のように昔の立爪のダイヤモンドリングって爪が大きく尖っていますし、
横から見ると台座がダイヤモンドよりもずっと高さがあるので出っ張っていてとても使いにくいのです
使いにくいだけじゃなくて、こんなに爪が目立つデザインは古めかしくて今では全く身につけられなくなったそうです。
それで、最初にご来店頂いたときは「ペンダントにリフォームしたい」とのご希望だったのですが、
ご婚約指輪のダイヤモンドはグレードが高いのでペンダントになさるのはもったいないですよとご説明さしあげました。
一旦はペンダントのデザインをお決めになられてご帰宅なさったのですが、考え直されて「やはり指輪にリフォームしたい」ということで遠方にも関わらず再びご来店くださいましてリングデザインをお決めになられました。
仕上がりはこちら
★ アフター ★
カッチリ系の一番人気のデザインに生まれ変わりました
最近は華奢なフォルムが流行ですが、こちらのアーム幅は太くはないけど華奢ではなく割合しっかりしてまして落ち着いたスタイリッシュなデザインです
華奢でかわいいのがちょっと…な方にはとても評判の良いカジュアル使いできるリングです。
20〜30年前のダイヤモンドのご婚約指輪といえばビフォー写真のような立爪(三角爪)のデザインしかありませんでした。こういう立爪の枠が一番ダイヤモンドをきれいに見せるからいいと店頭でも推奨していたようです。
ですが、尖っている大きな爪と高さがあり出っ張っている台座。極端にダイヤモンドだけが目立つため普段使いしにくいデザインのため、ほとんどの方がご婚約時代にだけすこし身につけて後はご親戚の結婚席に出席の時に身につけた程度、という方がほとんどです。
現代はジュエリーの加工技術も劇的に進化したので立爪じゃなくてもダイヤに光をたくさん入れて輝かせる枠がいっぱいありますし、エタニティリング風でたくさんのメレダイヤをアームにセッティングすればおしゃれなダイヤモンドリングとして生まれ変わりカジュアルなシーンでも気負わず楽しんで身につけられるリングデザインもよりどりみどりですよ。
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