はぎ妻です

今日ご紹介するのは、4年前に当店でダイヤモンドをリフォームしてくださいましたS.Kさまが再びご来店くださり新たなご依頼をしてくださいましたのでご紹介いたします。

お持ち頂いたのは、お母様より譲り受けられた0.49ctのダイヤモンドリングです

* ビフォー *

ダイヤには若干カーボン(黒いシミ)が確認できるのですが、

お母様はそれが気に入られてご購入なさったとのことです
わかる気がします
ダイヤのキズ気ってほんとにこのダイヤだって言うわかりやすい証しでもあり、個性でもあるんです
カーボンがあってもよく輝いているので実際にはルーペで確認しないと見えない程度の小さなものですが。

ですがリングデザインがいかにもフォーマルな感じなので、

カジュアルに身につけやすいよう、K18イエローゴールド製で華奢なエタニティ風リングへリフォームさせていただきました


* ビフォー *

6点留めで、アームのメレダイヤは共爪にてセッティングされております

華奢なアームでキラキラしていて可愛くてお洒落なリングに生まれ変わりました

もともとお持ちのハーフエタニティリングと重ねづけされても素敵でしたよ

S.Kさま、この度は大切なダイヤモンドを当店でリフォームしてくださいまして誠にありがとうございます。

ダイヤモンドのクラックやシミ等の評価はクラリティグレードはで表します。
ダイヤモンドは自然の中で生まれた鉱物ですから、ダイヤの中のクラックやカーボン(黒シミ)等があるのは極自然な事です。
VSクラス以上になると肉眼でそのキズ気は見えませんのでご婚約指輪に使用するダイヤモンドは一般的にVSクラスのものが好まれますが、1ct以上の大粒になりますと多少のキズ気が認められてもお値段は大変高価になります。
ですが不思議な事にクラリティグレードが低めだからといってダイヤが輝かないかというとそんな事はございません、4Cのその他の要素(カット、カラー等)も関係はしますが、4Cでは表せないテリというか輝きがあるダイヤモンドも存在するのは確かです。そう考えると人間とダイヤって似ていると思いませんか?

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