昨日に引き続き時計ネタ。

最近ロレックス修理の依頼が続いている。
写真のエクスプローラー1は最近でこそ落ち着いたが、一時は10万円以上のプレミアが付く人気商品だった。

何故こんな高いのに、こんなに売れるのか?
価格に見合うだけの価値はあるのか?

以下私見です。

先ずロレックスは、あくまで実用品で、高級時計の範疇には入らない。
機能的に特筆すべきは殆ど無く、ただひたすら頑強で肉厚である、ということ。
次に、デザインが殆ど変わらない、ということ。
この2点でもって、ロレックスをロレックスたらしめていると思う。

新品仕上げをすると新品と区別出来ない。(昨日掲載の女物も20年前のものです。)
最初から大した機能は無いから、故障も少ない。
そして、誰が見てもロレックスってすぐわかる。
特にアジア圏では、「裕福」を表す非常に一般的な記号なわけです。

と、こう書いていると、私がロレックスに対して否定的と取られるかも知れないけど、実は結構好きなんです、これが。

質屋に持っていって一番値落ちが小さいのもロレックス。
そのためにも、ケース、外箱、保証書、タグ、説明書は絶対捨てたらダメよ。