本日はカメオのお話。
カメオにはストーンカメオとシェルカメオがあります。
ストーンとシェルやから、石と貝ね。
ストーンとは一般にメノウを指します。
そしてシェルは貝殻。
それぞれ色の層があり、それを利用して彫り込んでいくわけです。
ストーンカメオはドイツ、シェルカメオはイタリアが主な生産地です。
で、共通して言えることは、
1:地色が濃い事
2:厚みがあること
3:彫りが繊細なこと
が、価値基準になります。
それにプラスして、意匠、デザインのおもしろいものを選ばれてはどうでしょう?
写真はどちらも女性の横顔ですが、
最近は様々なモチーフのものが出てるんで。
ちなみに、意匠を浮き上がらせるのがカメオですが、
反対に意匠を彫り込んだものをインタリオと呼びます。
はぎコーチ、まいど^^
昔から、母親の大事にしてたカメオのブローチ見てました。
でも、イタリアとばかり、思っていたのにドイツのんもあるんすねー^^
ところで、カメオとはそもそもなんだろう、って思うんけど。
会社の名前かと思ってたのですが、ちゃうみたいっすよね。
ここはずばり定義してくださいな。
師匠、こんばんわあ〜
>ここはずばり定義してくださいな。
よっしゃあ、そうまで言われたら、やったろやないの。
そもそもカメオの語源は、アラビア語で魔よけを表すcamaletから来ているらしいです。
まあ、全ての宝石は魔よけやねんけどね、そもそもは。
で、ヴィクトリア朝時代に大流行しました。
勿論意匠は女王陛下。
ストーンカメオのほうがうんと歴史が古くて、イタリアではメノウが産出しないんでメノウの替わりに貝を使った、らしいです。
で、今日のその時。
カメオとは、自然の造形に人間の技巧が加えられた、神と人とのコラボレーションである。
はぎコーチ、まいど。
見事な定義、ありがとやんした。
そすると、カメオでもよしあしがあったり、
会社によって、値段に高低があったりすんですねー、きっと。
>で、ヴィクトリア朝時代に大流行しました。
>勿論意匠は女王陛下。
これって、エゲレスの話っすよねー。
やっぱヨーロッパは昔からひとつの世界だったんすねー。
師匠、こんばんわ〜
いやいや、どーいたしまして。
ま、明日は膝付き合わして語らねばならぬ話題、多数。
何か忘れたけど・・・楽しみにしておりますです。
>やっぱヨーロッパは昔からひとつの世界だったんすねー
そうなんでしょうねえ、
みんな、姻戚関係あるでしょう?詳しくは知らんけど。