はぎ妻です

今日は本当にスゴいダイヤモンドリングのリフォームをご紹介いたします

他府県で遠方にも関わらず、直接わざわざご来店いただきご依頼頂きましたのは、
お嫁入りの時にMさまのお母様がお嫁入り道具の1つとして持たせてくださった

3.20ct

ダイヤモンドリングです。


★ ビフォー ★
素晴らしいですね

写真では3カラットのダイヤの大きさって想像つかない方も多いかと存じますが、
意外と現実的な大きさでして約1cmぐらいの直径です。

ダイヤモンドのカラット(ct)は大きさの単位ではなく重さの単位なんです。

1ct = 0.2g
ですから、
3ct = 0.6g

ということになります。

表面の大きさはカットによって若干変わってまいります。

こちらの3カラットのダイヤモンドは大変大粒ですが、
カットは結構宜しいのも驚きました!

今まで2ct代のリフォームは数回させていただきましたが、
今回は今までの中で最大の3.2ctのダイヤモンドです
このような大きさの高価なダイヤモンドをお持ちの方が日本中でいったい何人いらっしゃることでしょうか

お引き受けからお渡しまで本当に緊張しまくりでございました

さて、3ctともなるとなかなかサイズが合うデザインのリングが多くないのですが、
ダイヤが大きいと高さ(厚み)も当然あるので、
今まではそれに加えてリング自体の高さもあったので
とてもしにくかったそうなのです。
で、それではせっかくの3ctダイヤモンドに申し訳ない!ということで普段使いできるような、出来る限り高さを押さえたデザインにリフォームなさりたいというご希望でした
昨年に2ct代のリングをリフォームさせていただきましたが、
そちらと同じデザインが一番良いということになりまして、

このように生まれ変わりました

★ アフター ★

こちらのデザインは、そう、いつもの「華奢なエタニティ風リング」のメレダイヤが大きい方のバージョンなんです

ちょっとわかりにくいかもしれませんが、

下の写真でダイヤのキューレット(三角の尖った部分)が枠のすれすれまで来ていますので、これ以上高さを押さえる事は物理的に不可能ですね!
Mさま、これからはどんどん3ctダイヤモンドリングをさりげなく普段使いしてくださいね

ダイヤモンドは「身につけてこそ価値がある」というのを多くの皆さんに身を持って教えてさしあげてください

Mさま、この度は大切な3カラットダイヤを当店でリフォームしてくださり誠にありがとうございました

高価なダイヤモンドは「もったいない」「して行く所がない」等の理由でほとんど身につけずにタンスにしまっておかれる方が多いようです。
ダイヤモンドはこの地上で一番硬い鉱物ですので、いくら使ってもダイヤモンド自体は決して傷つく事も悪くなる事もありません。
普段使いできるようなデザインにリフォームして、フォーマルはもちろんのこと、カジュアルでも毎日どんどん身につけて使い倒しましょう
それがエコなダイヤの使い方ですよ。

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