はぎ妻です
今日ご紹介するのは、T.Yさまがお持ちになられた1.57ctのパパラチアのリングリフォームです
パパラチアって、とっても高級で希少なお石なんですが、
T.Yさまはなんと、高校生位のときから
婚約指輪はパパラチアがいい
と、心に決められていたそうなんです。
ダイヤモンドでしたら大人から子供まで知らない人はいないと思いますが、
パパラチアとなると、宝石にあまり感心の無い方でしたら大人でもご存じない方も少なくありません。
そして、大人になったT.Yさまは運命の人に巡り会いご婚約指輪としてこちらのパパラチアリングを今のご主人様より贈られたそうなんです
★ ビフォー ★
パパラチアというとオレンジ色のイメージですが、
T.Yさまのパパラチアは可愛らしいピンクが強いお色みですね。
太いプラチナ台にパパラチアが埋込まれたようなリングデザインですが、
こちらもT.Yさまが「歳をとっても身につけやすいデザイン」ということでお選びになられたそうなんですが、
台座に埋込まれていることで、せっかくのパパラチアの輝きがあまり感じられませんし、
1.5ctUPという大きさなので埋込まれているリングアーム幅も大変太くなっています。
せっかくの憧れのパパラチアリングなのに、最近ではほとんど身につけられなくなってしまったそうなんです
こちらをカジュアルに普段使いしやすいK18イエローゴールド製のリングにリフォームいたしました
★ アフター ★
ミル打ちでセンターに向ってアームが少しずつ太くなっているデザインです。
メレダイヤもミルもパパラチアを上品にかわいらしく引き立ててくれています。
パパラチアが4つ爪で留められているためにたくさんの光が入るので石が以前よりずっと綺麗に透明感が増して見えますし輝きも増しました
もともとピンクが強いお色味でしたが、イエローゴールド製の台座にすることによって、もともと石が持っているオレンジのお色味も以前よりも感じられるようになりましたね。
T.Yさま、この度は大切なパパラチアを当店でリフォームしてくださいまして誠にありがとうございます。
ご婚約指輪を選ばれる時はまだお若いですし、ご婚約指輪がファーストジュエリーだったというケースも少なくないために、後で後悔するようなリングデザインになってしまうことも多いようです。
ご婚約指輪はどんな宝石でもどんなデザインでも女性にとってかけがえの無いものですから、ご婚約時代は嬉しくて毎日身につけることでしょう。ですが、問題はご結婚後なのです。当然ご婚約期間よりもご結婚期間の方が長いわけですから、ご結婚後のショッピングやカジュアルなお出かけ等におしゃれに身につけられるようなデザインじゃなければ、宝石箱の中に眠りっぱなしになってしまいます。1粒ダイヤモンドリング等、いわゆるご婚約指輪っぽいリングデザインではフォーマルなパーティなどのシーンにしか似合いませんので、ご結婚後はなかなか身につける機会がなくなってしまう、というわけです。
身につけにくいデザインのご婚約指輪はカジュアルなシーンでもおしゃれに身につけられるデザインにリフォームして、いつまでもあの頃の気持ちのままでウキウキしながら身につけたいものですね。
リフォームのご相談、お見積もりは無料です。