はぎ妻でするんるん
今日は以前に当店でジュエリーリフォームしてくださったことのあるY.Fさまから新たにご依頼頂いた真珠のリフォームをご紹介いたします。

お持ち頂いたのはこちらの約10mmの大粒アコヤ真珠リングです。
アコヤ真珠としては大変大粒で素晴らしいですが、枠が古くて台座の高さも高いので身につけにくいとの事あせあせ(飛び散る汗)
そして昔の真珠リングにありがちな真珠を支えている?無駄な爪もあまりお洒落じゃありませんね。

* ビフォー *
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真珠は有機物なので残念ながら多少経年劣化しており、少し色味も黄色みがかってきていることもあり、
同じくK18イエローゴールド製のすっきりしたフォルムのリングへリフォームいたしましたぴかぴか(新しい)

* アフター *
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メレダイヤが両サイドに横並びで2ピースずつ、トータル4ピースセッティングされております。
華奢なアームとメレダイヤが真珠を上品に引き立ててくれていますね。

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Y.Fさま、この度は大切な真珠を当店でリフォームして下さいまして誠にありがとうございます。
リフォームご希望の古い真珠リングを拝見すると真珠を4つの大きな爪で支えているようなリングデザインがよくあります。
あの爪はダイヤ等の宝石をセッティングするように爪で真珠をセッティングしているわけではありません。
真珠を枠にセッティングする方法は多くの一般的な宝石のセッティング方法と異なります。ペンダントやリングに使用する真珠は真珠の片方(1カ所)にだけ穴を空け、台座に針のような芯が立っているので接着剤を針につけてから真珠の穴に針を入れて固定(セッティング)いたします。それは何百万円もする高級なジュエリーブランド店の真珠のリングでもテレビショッピングのお値打ちな真珠のリングでもほとんどがそういうセッティング方法なのです。
お話は戻りますが、4つの爪で留められているような真珠リングも同じく穴に接着剤をいれて留められている訳ですが、じゃ、あの爪はいったい何なの?ということになりますね(笑)主に真珠を保護する目的であったと思われますが、現在ではその爪もほとんど新しいリング枠では無くなっている事から、あまり意味をなしていなかったのかもしれません。
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