今日は午前中、早起きしてボクシングの計量立ち会い。

実は去年から「日本アマチュアボクシング連盟」役員に登録されてまして、
時々、お手伝いに行かないとダメなんです。

今日うちの試合は無かったんで、自分の仕事だけ済ませてそうそうに帰ろ、と思ってたら、
「はぎさん、ちゃいます?」とイカツイおっさんから声を掛けられました。
いかにもケンカ強そうな、目つきの鋭い奴。
僕は20代の時、あるジムでコーチをしてたんですが、彼はその時の教え子やったんです。
歳を聞いたら38歳。25年振りやからこっちは解るわけないわなあ。
でも向こうはすぐわかったらしい。
「はぎさん、昔からおっさんやったから〜」言うてました。

僕が教えていた時は中学生、その後もボクシングを続け、今は別のジムでコーチをしているとのこと。
自分が教えた子(いかついおっさんやけど)がコーチになってる、
いうのは嬉しいもんです。

彼が行ってるジムを訪問することを約束して帰路へ。

車中、コーチをしてた時のことを色々思い出しててんけど、
思い出すことって、つい昨日の記憶と何ら変わりが無い、ちゅうことに気付きました。
今日再開した彼の、シャドウボクシングをする姿、攻撃する、あるいは防御する細かい癖まで全部思い出せるんですねえ。
彼だけやなく、その頃教えてた選手のことが、全て映像になって甦ってきます。

物覚えのこんだけ悪い、僕の頭って実はええやん〜