はぎ妻です
今日ご紹介するのは、H.Mさまがお持ちになられたダイヤモンドペンダントのリフォームです
H.Mさまがお持ちになられたのは
こちらの1.071ctのダイヤモンドペンダントです。
シンプルな1粒プチペンダントですが、
一見こういうペンダントには流行なんて無く定番デザインのように思われるのですが、
ぱっと見て何となく古い印象があるんです…
1つはチェーンがベネチアンチェーンで、少し流行が過ぎてフォルムが重たいのと
もう1つはダイヤを1点留めで留めている点も少しだけ流行が過ぎている感じがします。
もちろん「お好み」でベネチアンチェーンや1点留めがお好きな方もいらっしゃるのですが、
「以前は気に入っていて良く身につけていたのに、最近はなんとなくイヤになって身につけなくなってしまった」というのはデザインが古くなってしまったというサインかもしれませんね。
こちらを今人気急上昇の小さなメレダイヤで周りを取り囲んだキラキラペンダントにリフォームいたしました
アップにすると、
丸アズキチェーンで海外ジュエリーブランド風ですっきりしていますし、
小さなメレダイヤが1ctのダイヤの周りを取り巻いていますので1.5ct位のボリュームにも見えますが、チェーンとメレダイヤの「バランス」が良いので程よく華奢で可愛らしい雰囲気を醸し出しておりますね
こちらの方もベネチアンチェーンで、しかもかわいいハートのダイヤのくぼみ部分に大きなバチカンがついています。
これではせっかくのハートシェイプの形がよくわかりませんし、バチカンの存在感がダイヤと張り合っているようにもみえますね
こちらはハートシェイプの形を最大限に引き出すようにチェーンを両脇2点で固定しています。
またこちらもご希望で丸アズキチェーンを使用しております。
どうです?すっきりしましたでしょう?
ジュエリーのデザインに「定番」はありません。お洋服程ではありませんが、その時代毎に流行のデザインの傾向やフォルムが少しずつ変化しています。
「飽きのこないデザイン」と思ってご購入されても10〜20年経つと、あんなに好きだったジュエリーなのに何故か身につけにくくなってしまった、というのは、そのジュエリーのデザインが古くなっているからなのです。
爪の留め方、チェーン、フォルム等、ほんとうに微妙な差で古いデザインか新しいデザインかが決まるため、なかなかわかりにくいものです。
「流行を追いたくない」と思われていても、最近身につけられなくなってしまったというのは確実にお持ちのジュエリーが流行遅れなことを何となく察知されているからなのですよ。
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