はぎ妻です

今日はN.Mさまよりお持ち頂きました立爪ダイヤモンドリングのリフォームをご紹介いたします。


こちらがお持ちになられたご自身のご婚約指輪の0.713ctの立爪ダイヤモンドリングです。

* ビフォー *




数十年前のダイヤモンドリングのほとんどは、このように爪が大きく台座が高い立爪の指輪でした。
せっかく大切なご婚約指輪なのに、この立爪のせいで身につけにくく長い間しまいっぱなしだったそうなのです


ですが、
もうすぐ大切なお嬢様のご結婚式が行われるとの事。
花嫁のお母様は留袖等の正装が一般的ですね。
また、
こういうォーマルなシーンでの奥様の正装に欠かせないのは
指輪
です。
特にご婚約指輪は、奥様として正式なお席では必ずなさるべきアイテムです
立爪のままじゃ、やっぱりデザイン的にも恥ずかしいので高級感あふれる6点留めのミル打ちアンティーク風のリングへリフォームさせて頂きました

* アフター *




アームの両サイドにはミル打ちが施されていて、メレダイヤは彫留めでセッティングされています。
また、アームがセンターのダイヤに向かって絞られているので、ダイヤがより目立つ美しいフォルムです。








もちろん、台座の高さもダイヤモンドの厚み分ぐらいしかありませんので
ダイヤモンドが引っかかって邪魔、ということもございません。




N.Mさま、この度は大切なダイヤモンドを当店でリフォームしてくださいまして誠にありがとうございます。

ご婚約のときにエンゲージリング(ご婚約指輪)としてダイヤモンドを贈られた方も多いと思いますが、最近のお若いカップルの方は節約をなさってエンゲージリングを贈られない方もおられるようですね?
ダイヤモンドリングを買うのなら冷蔵庫やエアコンを買うお金にまわした方が良いと考えられておられるのでしょう。それはそれで、一つの考え方なので否定はいたしませんが、エンゲージリングは決して無駄なものではございません。独身のときにはあまり正式なお席等にきちんとした身なりで行かれる事もないですし、ご友人のご結婚式等でもお若いお嬢様でしたらそれほど周りの目も厳しくはありませんから、ある程度は許される部分も多いと思います。
ご結婚なさって奥様になられるとそうはいかない事も多々ございます。お子様の入園式や卒業式、またお子様のご結婚式等、奥様としてのフォーマルなシーンはたくさんございます。そんなときにダイヤモンドリングをなさっているかいないかで、周りの目も変わってくるんですよ。お悔やみのお席は別として、ダイヤモンドリング(あるいは他の宝石のリング)をなさっているのは女性の正装なんです。お洋服やお着物に気を遣われる以上に、リングにもっと気を配ってあげてください。


ジュエリーリフォームのご相談、お見積もりは無料です。