はぎ妻です
今日はS.Aさまよりお持ちいただいたダイヤモンドリングのリフォームをご紹介いたします。
お持ちいただいたのは、0.41ctの立爪ダイヤモンドリングです
* ビフォー *
こちらのダイヤモンドをカジュアルでシンプルに身につけたいとのことで、
最初は覆輪留めのリングになさりたいとのご相談でした,
覆輪留めの枠はあるのですが、アーム部分が太くてご希望のイメージではない上、
せっかくの上質のダイヤモンドを覆輪留めで囲ってしまうとダイヤに光が入らないので残念な仕上がりになってしまいます
そこで、
覆輪留めのフォルムに似た感じの4点留めでダイヤをセッティングし、周りをミル打ち加工してある1粒ダイヤモンドリングへリフォームさせていただきました
* アフター *
ダイヤの周りのミル打ち部分はダイヤを囲っているのではなく、ほんの少しダイヤのガードルの下にあるため光がダイヤに入るので問題ございません
最初のご希望に近い仕上がりになってよかったです
S.Aさま、この度は大切なダイヤモンドを当店でリフォームしてくださいまして誠にありがとうございました。
ダイヤモンドは、宝石の中で最も光の屈折率が高い石です。外から入ってきた光を屈折させて跳ね返すことでキラキラと輝くんです。電気みたいに発光するわけではないため、ダイヤに外からの光が入ってこないと、どんなに良いダイヤでも輝きません。
小さなダイヤやペンダントでしたら、あまり輝きを気になさることもないのですが、リングの場合、ご自身でも他の人でも間近に見ますので輝かないと大変目立ちます。
デザインばかり気になさっておられると、せっかくのダイヤモンドがあまり輝かない、という残念な結果になりますのでお気をつけくださいませ。
ジュエリーリフォームのご相談、お見積もりは無料です。
神戸 元町